EURO2102決勝

楽しかったサッカーのヨーロッパ選手権も今朝の決勝戦で終了。

スペイン 4 - 0 イタリア

最後の最後でスペインが一番「らしい」ゲームをして圧勝でした。

やってるサッカーはほとんど「メッシのいないバルセロナ」って感じで、常にいい距離感で早くパスをまわしていく。

ゼロトップでフォワードなしでも、とにかくみんなポジショニングがいいし、正確なキックが蹴れるから、相手チームは翻弄されちゃうんですよね。

で、守備で走り回らされたツケで後半はバテバテでやりたい放題になるし。

イタリアも今大会では今までのイメージと違って、割とパスをつないでいくようになったけど、このスタイルではスペインの方がやはり一枚も二枚も上でした。

それでもって相変わらすの粘り強い守備は本当に感心しますが、いかんせん押し込められすぎて、前線へ苦し紛れのパスを狙うだけになってしまい、覚醒気味だったバロテッリも不発のまま。

前半でキエッリーニがケガで退場したのも痛かったし、3人目の途中交代のモッタも故障して10人で戦わなければいけなくなったのもスペイン相手だと特にきつかったですね。

それでも、結果がかわってたとは思わないけど。

スペインはこれでユーロ、W杯、ユーロと主要3大会で連続優勝。

プジョルやビジャの不在で、もしかしたら今回は難しいかもとおもっていただけに、素晴らしいと思います。

シャビが年齢的に厳しくなってくるかもしれないけど、セスクがかわりにいるし、2年後のW杯も今のサッカーできるなら、また優勝しちゃうかもしれないですね。