今日は早起きしてチャンピオンズリーグの決勝を観戦。
くしくもマドリードダービーとなっただけあって、熱い試合でした。
シエオネが育てあげた闘える選手たちによるはやいプレスからのカウンターでたびたびチャンスをつくり、守ってもタレント集団のレアルを相手に最後の最後までマークをはずさず、あまりピンチらしいピンチもなかったです。
アトレチコのリードで後半へ。
なかなかチャンスのつくれないレアルは後半途中からイスコ、マルセロ、モラタを投入。
これが当たって、徐々にレアルが押し込むシーンが増えますが、それでもゴールまでは割れません。
そのまま90分経過。
アディッショナルタイムはなんと5分。
え?そんなに??って感じでしたが、そのまま終わっては面白くないとは世界中のサッカーファンが思ってたんじゃないでしょうか。
すると、93分にセルヒオ・ラモスがセットプレーからヘッドできめて土壇場で同点。
延長戦へ。
レアルはこれで10回目のチャンピオンズリーグ優勝。
アトレチコは悲願の初制覇ならず、という結果になりました。
負けたとはいえ、ソリッドなアトレチコのサッカーはタレント力が劣るチームがどうやって闘っていくかという方向性を示したものだったと思います。
レアルの方はさすがにタレント集団って感じでした。
うまい選手たちが激しいプレスの中をかいくぐってドリブルしたり、パスをつないだりするだけでなく、球際までしっかり走れるってのは強くて当たり前ですね。
昼間にJリーグのナビスコカップの名古屋グランパスと徳島ヴォルティスとの試合みてたから、そのまったり感との差を感じたからか、超ハイテンションで攻守がめまぐるしく入れ替わる欧州のトップモードのサッカーってやっぱすごいと思わせるゲームでした。
それはそれで楽しめるわけだし。