グランパス降格決定(´;ω;`)

湘南に負けて、名古屋グランパスの降格決定。

前々節で降格圏に再突入し、「負ければ降格」という状況でむかえた最終節は残留争いの必死さより、固さの方に出てしまいました。

結果的には15位新潟とは同勝ち点で得失点差での降格。

終了間際の失点を重ねて、失ってきた勝ち点1の重みが最後にひびきました。

小倉体制をあれだけひっぱって、未勝利記録を打ち立てさせたんだから、当然のことかもしれません。

今でも選手層的には降格する戦力ではなかったと信じています。

マーケティング主導で小倉というちょっとテレビにでて知名度があるというだけで、まったく指導者経験のない人物にGM兼任監督に就任させるという現代のサッカー界からすると、あまりにクレイジーな人事を行ってしまったことがすべての原因です。

それでも、まだシーズン中に降格を回避するチャンスは何度もありました。

未勝利記録を継続していたとき、結果だけでなく、明らかにチームとして機能していないことは素人目にもわかりました。

なにせシュートシーンどころか、アタッキングゾーンでチャンスを作ることすらままならないのです。

そんな状況が続いていた6月の終わり、1stの後半で監督を交代していれば、間違いなく残留できていたと思います。

結果的に得失点差で降格したことを考えると、最悪7月中にでも替えていれば、残れていた可能性は高かったでしょう。

しかし、結果的には「マーケティング(笑)」とやらで小倉を持ち上げていたトヨタ出向組のフロント幹部が自分たちのメンツのために、交代にGOを出さず、ほぼ手遅れの8月の後半になってようやっと監督交代。

そこから少しは持ち直して、得失点差の争いにまで追い上げたとはいえ、時すでに遅しでした。

これで放映権マネーが大幅に上がる来季にグランパスはJ2で戦うことになります。

J1クラブとは財政面で一歩も二歩も後れをとることは確実だし、いまの「闘えない」サッカーではJ2でもそう簡単には勝たせてもらえると思えません。

今後のグランパスを待っているのはおそらく茨の道だと覚悟しています。

せっぱつまった状況になってから、チームにきてくれた闘莉王やボスコには本当に感謝ですが、チームが危機的状況になっても何の打開策も打てなかった小倉前監督、そして自分たちのメンツのために、その体制の延命をはかったクラブ幹部(主にトヨタからの出向組)は今後、グランパスに一切かかわってほしくないです。