朝日杯将棋オープン戦名古屋対局の大盤解説会

イメージ 1

今日はお休みだったので、ポートメッセなごやでやっていた将棋の朝日杯の名古屋対局の大盤解説会へ行ってきました。

AbemaTVでライブ中継やるのは知っていましたが、東京や大阪以外の地方だとなかなかこういう機会もないですからね。

同じこと考えてる人が多いのか、今日の対局者は豪華メンバーだけあって対局室での観戦は前売りでソールドアウト。

大盤解説会の方だけ当日券購入して楽しんできましたが、こちらもほぼ満席でした。

おばちゃんも比較的多かったけど、地元の藤井聡太七段目当てかな。

今日の対局はトーナメント1回戦の2局とその勝者同士による2回戦の合計3局。

午前中は稲葉陽八段vs藤井聡太七段、佐藤天彦名人vs糸谷哲郎八段の2局を同時進行。

解説も将棋界屈指の名解説者ともいえる木村一基九段、ゲストに藤井聡太七段の師匠の杉本昌隆七段。

稲葉八段vs藤井七段戦は藤井七段の研究手が炸裂した感じで藤井七段の完勝。

佐藤名人vs糸谷八段戦は序中盤では佐藤名人の構想が決まった感じでかなり有利な局面だったけど、そっから糸谷八段がポンポンと指しだして時間攻め。

秒読みに入っていた佐藤名人のミスを誘って大逆転勝利となりました。

午前の勝者同士に対決となった午後の糸谷八段vs藤井七段はまたまた藤井七段が作戦勝ちという感じで1時間もかからず勝勢に持ち込んでそのまま一気に勝負を決めて準決勝への勝ち上がりを決めました。

持ち時間各40分の早指し戦とはいえ糸谷八段、序盤ほとんどノータイムで指しすぎ。

終局時点で20分くらい時間余らせてましたからね(笑)

朝日杯は午前中に敗退した棋士も午後の対局の途中から少しだけ大盤解説に加わるのですが、あまりにも展開が速かったので通常は対局開始1時間後くらいにくるところを45分くらいたったところで登壇してました。

それにしても藤井聡太七段、いくら早指し戦でも百戦錬磨のA級棋士につけいる隙を与えずに2連勝は強いとしかいいようがなかったです。

間違いなく天才でしょう。

ネット中継でみる木村九段の解説も本当に楽しいですが、生で観るとまさにやりたい放題って感じでさらに面白くて、それだけでも行った価値はありました。

大盤解説会だけだと2000円で観れるし、また機会があれば行ってみようかと思います。