ドリームガールズ

昨日、今日の福岡はめっちゃ寒いです。

こんな日は夜帰ってから、運動もする気がしません・・・というわけで、今日は仕事帰りに試写会へ行っちゃいました(;^_^A アセアセ・・・




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監督:ビル・コンドン  出演:ビヨンセ・ノウルズジェイミー・フォックス、エディー・マーフィーほか



今月25日に発表される本年度のアカデミー賞で8部門にノミネートされてる話題作です。


元々はダイアナ・ロス&シュプリームスをモデルとして作られた、かつて大ヒットしたブロードウェイミュージカル。


女性ジンガーグループが敏腕プロデューサーと出会って、ショービズ界でとんとん拍子にスターダムにのし上がっていきます。

もちろん、その間にはいろんな問題や挫折も織り交ざってくるわけですが。。


「シカゴ」っぽい内容だなぁと思ってたら、監督は「シカゴ」でアカデミー脚本賞とってた人でしたw(ちなみに今回のも自ら脚本書いてます)



全編R&Bやモータウンサウンドでちりばめられていて、観てる側はずっとステージを満喫してる気分。

ビヨンセの演技も違和感なかったですよ。

もっとも歌ってるシーンが多かったってのもあるでしょうけど(^_^; アハハ…


あと、ジェイミーフォックスはもちろん、エディー・マーフィーも歌うまいっすね。

吹き替えあるのかないのかは調べてないからわかんないですが。


一番の驚きは途中ではずされてしまうメンバーのエフィ役をしたジェニファー・ハドソンっていう人。

本業が歌手で映画は初出演ということでしたが、そんなことはみじんも感じさせない存在感。

屈折した役柄をはまりきって演じていたし、完全にビヨンセや他の役者をくっちゃってました。

この映画の主役といってもさしつかえないんじゃないでしょうか。


パンチのきいた歌唱力もすばらしくて、彼女の歌を聴くだけでも、劇場へ観にいく価値があると思います。

ゴールデングローブの助演女優賞とったのもうなづけるし、オスカーもほぼ確定でしょう。

これが初めての演技なんて信じられません、マジで。



映画としてもストーリー部分もあまりおろそかにしてなくて、2時間10分の映像と音楽でほんとにおなか一杯になりました。

「シカゴ」よりもこっちの方がより娯楽性高いです。


アメリカではこの映画のサントラもかなり売れてるみたいだけど、すごく納得。

観たら、欲しくなる人多いと思うもん。


個人的にはへたに人間ドラマっぽくせず、エンターテイメント路線で直球一本やりに突っ走ってるのも好感がもてます。


こういうのはほんとにハリウッドの独壇場ですね。

アメリカ以外の国ではここまで突き抜けた作品つくれないだろうなぁと思わされました。


DVDよりも劇場の大画面で観るのが断然おすすめ。


日本では2月17日公開予定。