こんばんわ。
この週末は天気がよかったのに、どこにも遊びにいかなかったあややっくすです。
かわりにゴルフで土曜日の昨日はスクール、今日は午後イチまで仕事だったけど、うちに戻って夕方からまた打ちっぱなしと2日で500球くらい打ち込みました。
まぁ、花粉症なので、当分ラウンドは行く予定ないんですけどね。
というわけで、相変わらず浮いた話はないのですが、先日試写で観た映画の記事でも。
「ハート・ロッカー」
2004年、イラク。 爆発物処理に従事する米陸軍のブラボー中隊のトンプソン軍曹が、至近距離で被弾し即死。 トンプソンにかわる班長としてウィリアム・ジェームス二等軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任することになった。 危険な任務を遂行するには爆発物を処理する班長とサポート役の兵士とのチームワークが不可欠だが、ジェームスはことごとく作業上のルールを無視し、部下のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)を不安に陥れる。 3人は時に対立しながらも、力をあわせ、過酷なミッションを切り抜けていく。
ストーリーはイラク戦争での爆発物処理班の若い兵士3人を主人公に、彼らの38日間の任務を追うという形ですすめられていきます。
フィクションではあるけど、脚本家が現地で取材してきたのを元に書いているだけあって、ノンフィクションに近い部分があります。
とにかく多様なシチュエーションでの爆弾処理シーンの連続。
すごくリアルだし、テーマがテーマだけに、観ている間中、いつドカーンとくるのか、とドキドキで緊張しっぱなしでした。
そして、観客にそういう緊張感を味あわせることによって、携わる兵士達の恐怖や孤独、狂気などもより共感できるようになっていて、ウマイと思いました。
緊張しすぎで、見終わったあとは「はぁ~っ」ってため息が出るほど、疲れちゃったけどw
ちなみに、こないだ会社で「アバター」の話題になったとき、つい「アバタ~、かわりは~ないで~すか~」と「北の宿から」のメロディーにのせてみたら、まわりから蔑んだ目でみられました。。il|li ▄█▀█●)) il|li
いやぁ~、最近本当にこらえ性がなくって(^_^; アハハ…
話がそれましたw
爆発物処理技術兵ってかなりのエリートで、重圧の中でも自信を失わず、率直で感情的に安定した兵士のみが志願可能。
訓練プログラムに入る前に適正検査で高得点をとる必要があり、、さらに半年の訓練中も選別されていき、卒業できるのは4割だけという狭き門。
それでも他の軍人に比べて、死亡率は5倍。
さらに、イラクの反乱軍は爆発物処理班のリーダーに懸賞金もかけていたんだって。
まぁ、相手にしてみたら、純粋な軍事力では米軍に勝てっこないから、爆弾つかったテロとかしか対抗手段もないですからねぇ。
タイトルの“THE HURT LOCKER”って、意訳すると「棺桶」ってことらしいです。
俳優陣は脇役に知ってる人がちょろっといるだけで、あとはほとんど無名に近いキャスティング。
これは「スターは最後まで死なない」というお約束があるから、いつ誰が死ぬか分からない戦争をサスペンス満載で描くには、比較的無名の役者がよかったという意図があったため。
スターがいない分、地味ではあるけど、映画の出来はすごくよかったと思います。
上映時間は2時間11分。
日本では3月6日に公開予定。
たぶん単館系での公開でしょうが、戦争ものやサスペンス好きなら、劇場へ観にいく価値は十分あると思います。