今日は昼間は佐賀へ出張。
福岡に戻ってきてから、久々に映画の完成披露試写へ行ってきました。
「ヘアスプレー」
NYで2年先の公演のチケットまで売れちゃってるという大人気のブロードウェイミュージカルの映画化作品。
とはいえ、元々は1987年に映画として製作されたものをミュージカルにして大成功した作品でもあるんで、映画⇔ミュージカルの逆輸入バージョンみたいな感じです。
舞台は1960年代のボルチモア。
主人公のトレーシーはダンスとオシャレに夢中なおデブちゃんな女子高生。
地元で人気のテレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演して、憧れのリンクと踊ることを夢みて、すごす。
ある日、番組のメンバーのオーディションが開催されることを知り、飛び込み参加することに。。
・・・というストーリー。
そっから紆余曲折はあるわけですが、まぁ、ミュージカル映画なんで、ストーリーはさして重要じゃないですね。
観てて、めっちゃ楽しかったです。
トレーシーを演じるニッキー・ブロンスキーは、「歌とダンスができて、観客がほれ込むような愛嬌のある太ったティーンエイジャー」というキャラで1000人のオーディションの中から選ばれた新人さん。
外見は森三中の村上をさらに丸々とさせ、目とかをクリクリにかわいらしくした感じ。
でも、小気味のいいダンスを披露するとこのギャップが面白いです。
その母親役をやってるのがジョン・トラボルタってのもおかしいですよね。
何でもこの作品の伝統として「トレーシー役は新人、母親役は男性が演じる」ってのがあるらしい。
あと、ところどころで登場するクイーン・ラティファの存在感もさすがでした。
上映時間は117分。
日本では10月公開だったかな。
アメリカでは7月に公開されて、そこそこヒットしてるらしい。
「ドリームガールズ」も丁寧につくられててよかったですが、個人的にはこっちの方が好きだなぁ。
ほんと楽しくて、大画面でみてたら、心の奥底に潜むダンサー魂に火がついて、踊りだしたくなっちゃうくらい。
ミュージカル映画を観て、はじめて「実際の舞台も観たい」と思わされました。
と考えてたら、東京と大阪で来日公演やってたみたいですね。
もう終わっちゃってましたが(^_^; アハハ…
こういう映画はおうちでDVDでみるより、劇場のスクリーンでみるのがいいと思うので、公開はじまったら、足をはこばれてみてはいかがでしょうか。