グリーン・ゾーン

この週末は三連休だけど、昨日はアポがあって午前中だけ少しお仕事。

でも、午後からはうちに引きこもって明け方までスカパーで国内、海外のサッカー観戦三昧でした。

今日ももちろん午後から我が名古屋グランパスをテレビの前で応援。

その甲斐あってか、何気に苦手にしているジュビロ磐田相手に苦しみながらも完封勝利してくれて、早い段階での優勝戦線から脱落せずにすみそう。v(=∩_∩=)

明日は休みだから、夜もプレミアリーグの試合をじっくりテレビ観戦できるってのが、何気にうれしい。

こんな些細なことで幸せを感じる今日この頃ですが、相変わらずほかにネタがないので、こないだ試写で観てきた映画の感想でお茶を濁しときます(^_^; アハハ…



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2003年、米英連合軍の圧倒的な攻勢で陥落したイラクの首都バグダード。

米陸軍のロイ・ミラー上級准尉(マット・デイモン)と彼の部隊は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の所在を追う極秘任務に就くが、探せども探せども、兵器の痕跡すら発見できない。

大量破壊兵器に関する情報の正確性に不信を抱いたミラーは、作戦会議の席で情報源についての説明を求めるが、上官に一蹴されてしまう。

更に、激しい銃撃戦の末に拘束した、大量破壊兵器発見の糸口と思われた重要参考人さえも、国防総省のパウンドストーン(グレッグ・キニア)の手によって、奪われてしまう。

国防総省の動きを不審に思ったミラーは、同じ疑念を抱いていたCIAのブラウン(ブレンダン・グリーソン)と共闘し、部隊を離れ単独で調査を開始する。

ジョイソン・ボーンシリーズのポール・グリーングラス監督とマット・デイモンのコンビがイラク戦争を舞台に再タッグ。

イラク戦争ものといっても「ハート・ロッカー」のように連合軍vsイラク人ゲリラという構図ではなく、開戦の発端となった大量破壊兵器の有無をめぐった背広組である国防総省と制服組である軍人との対立がメインになっています。

タイトルの「グリーン・ゾーン」はイラク中心部における米軍駐留地域のことで、いわゆる安全地帯のこと。

でも、その外には大勢の市民が暴徒化し、いたるところに敵兵が潜む死と背中合わせの現実が広がっていて、映画でも無政府状態に陥ったバグダードの混乱は再現されています。

サスペンス要素がかなり強く、アクションもリアルさをより追及しているからか、ボーンシリーズのような肉弾戦ではなく、ドンパチ銃撃戦が中心。

ダダダダダーッと撃って、バババババァーッと倒れていくので、格闘系を期待してると肩透かしくうかも。

イラク戦争の発端の大量破壊兵器の有無がアメリカのデッチアゲというのは今では周知の事実なので、正直ストーリー展開にあまり驚きはなかったです。

ただ、「ハート・ロッカー」もそうだけど、映画全体の雰囲気とかはかなりリアルっぽかったです。

上映時間は1時間54分。

日本では5月14日公開予定。

面白くないわけじゃないけど、同じイラク戦争ものだと、どうしても「ハート・ロッカー」と比較してしまうからか、目新しさはあまり感じられないかなぁ。