こんばんわ。
いい年して、このところヘンな夢ばかりみるようになってしまったあややっくすです。
どんな夢かというと、女子高生を妊娠させてしまった夢とかなぜか榮倉奈々とつきあってる設定の夢とか。。
ちなみに、夢の中では榮倉奈々はすごく奥ゆかしい感じのいいコでしたよ・・・って、自分は欲求不満なのでしょうか(^^;
それはさておき、久しぶりに試写で観た映画の感想を。
「デビルズ・ダブル-ある影武者の物語-」
イラクの独裁者サダム・フセイン。 彼にはタブー視されていた息子がいた。 悪名高く“ブラック・プリンス”と呼ばれた長男ウダイ・フセインに顔が似ているという理由で、家族の命と引き換えに彼の影武者となった男がいた。 彼の名はラティフ・ヤヒア(ドミニク・クーパー)。 莫大な資産を手にし、思うがままに権力を握ったウダイの傍で、生死の自由さえ選べなかった男の見たものとは。
サダム・フセインの息子ウダイの影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝を元に映画化した作品。
製作プロダクションがベルギーの会社だからかベルギー映画になってますが、スタッフほとんど他の国の人みたい。
とにかくウダイのキチガイっぷりがハンパないです。
パーティーの席で父親の親友を激情にまかせて殺したり、街でつかまえた十代前半の女子学生から結婚式の最中の花嫁まで、気に入ったらどんな手段を使っても犯しまくり。
しかも、これが脚色どことが実際はさらに上をいくようなエピソードがあったのを、「映画に適さない部分があった」ということで削ってるらしい。
五輪委員長のときは成績不振のスポーツ選手に拷問を課して、50人以上の選手が生命を奪われたともいわれてますからね。
父親のサダムがまともに見えちゃうくらいw
実際ウダイは長男なのに、あまりのアホっぷりに、後継者として認められてなかったみたいです。
それで、ストレスをためて、さらにエスカレートしてアホなことをやりまくるっていう悪循環だったらしい。
こんな人間の狂気と生真面目なラティフという正反対な2役をきっちり演じ分けたドミニク・クーパーはやはりお見事だったと思います。
声まで全然違ってて、顔は同じなのに別人に見えるほどでした。
こういう役柄を演じるってのはやっぱ俳優冥利につきるんでしょうね。
地味な映画だけど、アカデミー賞の主演男優賞の候補になるくらいの演技はしていたんじゃないでしょうか。
上映時間は1時間49分。
日本では来年1月13日公開予定だそーです。
おそらくそんなに大々的に公開したりヒットするような作品ではないけど、ドミニク・クーパーの演技も含めてなかなか見ごたえはありました。