今週公示される東京都知事選。
東京に住んでるわけでもない自分にはあまり関係ないけど、単純に考えたら人口だけみても日本の10分の1、昼間の人口だけみればもっと多くの割合を占めるところのトップを決める選挙になるわけだから、注目されるのは当然ですね。
しかも国政のトップである首相はコロコロかわるけど、地方自治体の首長の場合はこないだのイノッセーみたいな不祥事でもない限り、最低4年、仮に3期連続でやれば12年続いてしまうわけだから、ある意味総理大臣より政治的な影響は大きいかも。
で、そんな東京都知事選なんだけど、今回のは違和感ありまくり。
なにかマスコミなんかもあおって、「脱原発」が争点みたいになってるけど、これっておかしくないですか?
だって、東京には原発なんて一基もないじゃん。
東京電力の株主って考えると全く関係ないわけじゃないかもしれないけど、持ってる株なんてほんのちょっとで、半分以上もっている国に実質的な権限わるわけだし。
そもそも、「脱原発」なんて声高に叫んでる連中って、エネルギー安全保障のこととかどう考えているんだろうと思う。
エネルギー源のない日本にとって、現状のように火力だけに偏った電力供給というのはあまりにリスキー。
ただでさえ政情不安定な天然ガスの輸入元になんかあったら、それでオワリでしょ。
オスプレイに対してもそうだけど、マスコミ含めて、「危ないからダメ」と批判しかできない輩の声ばかり大きく、しかもいかにも正義だといわんばかりに取り上げられるというのはフェアではないですよね。
まぁ、分かりやすくて、バカで流されやすい一般ピープル(いわゆるB層)には受け入れられそうだからでしょうが。
でも、そんな「脱原発論」なんか、バカでも言えるわ。
極論すると、そういう連中の言っていることは年間何万人と交通事故で亡くなっているから、車を禁止にしろと言っているのと同じだという気がします。
いや、自動車会社はマスコミの大クライアントだから、絶対にそんなキャンペーンしないけどね。
というわけで、政治家にふさわしいふさわしくないかはともかく、田母神俊雄あたりが当選すれば、面白いのになぁと思う今日この頃です。