1年間観続けてきたチャンピオンズリーグも今朝の決勝戦でおしまい。
ACミラン 2 - 1 リバプール
くしくも2年前のイスタンブールでの決勝と同じ顔合わせとなりました。
あのときはリバプールが3点差を追いついて、PK戦で勝つという、とんでもない展開でしたよねぇ。
ただ、どっちも今年は自国リーグで優勝チームには大差をつけられてるから、決してこれが最強同士の戦いじゃないんだよなぁ。
来年度はどっちも予備予選から戦わなきゃいけないし。
今シーズンやってるサッカーからいったら、マンUvsリヨンとかの決勝戦をみたかったな。。
ミランはインザーギのワントップにカカをシャドーにおいたフォーメーション。
ジラルディーノはベンチにおいてやや守備的な布陣。
対するリバプールもカイトのワントップでジェラードがトップ下気味で自由に動き回るようなかたち。
クラウチはベンチスタートで、こちらも守備的っぽい。
前半は完全にリバプールのペース。
積極的なプレスでボールを奪うと一気にゴール前まで攻め込んでいきます。
動きのよさが目立って、ミランは防戦一方。
カカが中盤まで下がってくることが多いので、前線でインザーギが孤立気味。
しかし、前半終了間際にカカがペナルティエリア前でファールをうけると、ピルロのフリーキックがこぼれ球狙いのインザーギに当たって、なんとゴール。
リバプールの方が断然いいサッカーしてたのに、ミランが先制。
まぁ、サッカーなんてこんなもんですね(^_^; アハハ…
後半に入ってリバプールはキューウェル、クラウチを投入。
しかし、得点までにはなかなかいたらず。
逆に、またもやインザーギが後半37分にオフサイドラインぎりぎりで抜け出して、キーパーのレイナまでかわし、無人のゴールにボールを流し込みました。
まさに、This is インザーギ!って感じのゴール。
これで2-0となり、ほぼ試合を決定付けました。
後半終了間際にカイトが1点返したけど、時すでに遅し。
ACミランが2年前の雪辱をはらして優勝しました。
今年のミランは完全にFW不足だったけど、チャンピオンズリーグではカカの決定力でそれを補って勝ち進んでこれたおかげでしょう。
ドリブルのスピード、シュートテクニックどれも素晴らしかったです。
あと、大一番でのインザーギの勝負強さも相変わらずですね。
バイエルン戦といい今朝の試合といい、一瞬だけで決定的な仕事できちゃうんだよなぁ。
まぁ、今日は個々のテクニックはそこそこ楽しめても、試合としては決定的なシーンが少なくてイマイチ面白くなかったんですけどね。。
昨年のバルセロナvsアーセナルのスコアと一緒だけど、あっちの方が全然観てて興奮できたし(アーセナルのレーマンが早々に退場して一人少なくなってたのに)。
さ、来年はどこが勝ち進んでくるのかな。