先週一週間が結構はりつめていたからか、この週末は打ちっぱなしでレッスンうけにいった以外はうちでほどんどグッタリでした。
テレビつけたままいつの間にか眠ったりして、頭がボーッとしてる感じですが、久々にこないで試写でみた映画の記事でも更新。
「ソーシャル・ネットーワーク」
ハーバード大学コンピューターサイエンス専攻のマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)はある日、学内で注目を集めるため、親友のサベリン(アンドリュー・ガーフィールド)と学内の友人達との共有サイトを立ち上げる。 サイトは瞬く間に広がり、他のアイビーリーグの大学にも普及する。 さらにナップスターの創設者でインターネット業界伝説の男、ショーン・パーカーに導かれ、2人が始めたソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」はやがて社会現象を巻き起こすまでに成長する。 彼らは一躍有名になったが、気がつくと人間関係という直接的な愛憎の渦に巻き込まれていた。
世界最大のSNS“Facebook”の創設者マーク・ザッカーバーグがサイトを立ち上げるまでと、その後の2つの裁判を通じて、その裏側にあった人間ドラマが描かれています。
フラッシュバックを使って、2つの時間軸を行ったりきたりする構成で、淡々としたストーリーながら引き込まれて観ることが出来ました。
大学のファイナルクラブ(秘密結社団体みたいなもん?)云々の下りは日本人にはよく分かりませんでしたが、人と交流することが苦手な男が、コミュニケーションをとるためのツールとして発明したはずなのに、それを作り上げた人々は、事業が拡大するにつれ、バラバラになっていってしまうというアイロニーの描写が自然な感じで好感もてました。
また、“Facebook”立ち上げの動機のあたりは完全にフィクションだし、本人が言うには当時の服装だけはリアルだそーですですが、創業時の雰囲気みたいなものは十分伝わってきました。
役者も有名なのはせいぜいジャスティン・ティンバーレイクぐらいであとはほとんど新進の若手ばかりだったけど、全然物足りなさはなかったです。
現在のザッカーバーグは26歳にして資産40億ドル(3600億円)と世界最年少の億万長者の一人で、物語中でも係争する人々との和解金も数十億っていうから、「スケールでかっ」としか言いようがないですね。
上映時間は120分。
日本では来年1月15日公開予定だそーです。
来年のアカデミー賞の有力候補という売り文句はよくありますが、今作に関しては本当にノミネートされてもおかしくないクオリティはあると思います。