ザ・ファイター

昨日は休みでしたが、今日は午後からちょっとお仕事。

あらかた片付いたので、職場でブログを更新中。

昨日の休みは体調も戻ったので久々にゴルフスクールに行ったら、生徒が2人しかいなくてじっくり教えてもらいました。

ただ、花粉がとびまくってたせいで、途中からはくしゃみ連発で肋骨がイタイ。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

午後はJリーグシーズン到来を告げるゼロックススーパーカップをテレビ観戦して、我が名古屋グランパスアントラーズ相手にPK戦とはいえ、勝ってくれたので、ご機嫌でした。

今年も優勝できればいいなぁ。


それはさておき、また試写で観てた映画の感想を。


「ザ・ファイター」

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マサチューセッツ州の労働者の街、ローウェル。

そこに性格もファイティングスタイルも違ったプロボクサーの兄弟がいた。

兄のディッキー・エクランド(クリスチャン・ベール)は現在は弟のトレーナーに千年しているが、かつては伝説のボクサー:シュガー・レイと対戦してダウンを奪ったこともあるのが勲章。

ユーモアとカリスマ性のある魅力的な男だが、欲望に弱く、数年前に手を出した麻薬にはまっていた。

一方、父親違いの弟ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)は兄と過保護な母親が組む不利なカードのためボクサーとしては不遇な日々を送っていた。

やがて、ディッキーが投獄されると、ミッキーの彼女のシャーリーン(エイミー・アダムス)はミッキーに家族と手を切らせ、彼に新たなボクシング人生をスタートさせる。

労働者の街に生まれながらも、一流ボクサーにまで這い上がったミッキー・ウォードのサクセスストーリーを家族との確執や和解などをからめつつ、映画化した作品。

ミッキー・ウォード自体は自分がちょうどWOWOWに加入して、エキサイトマッチを観ていた頃も活躍していた選手だったんで、記憶にありました。

メジャータイトルには手が届かなかったけど、アルツロ・ガッティとの対戦は現在でも名勝負の誉れ高いですし。

でも、兄もプロボクサーでシュガー・レイ・レナードと戦ってたことや、家族とここまでいろんな葛藤があったことまでは知りませんでした。

この映画の場合、ボクシング映画ではあるけど、主に描かれているのはローウェルという街の中での彼らの存在感とか家族との複雑な関係なので、迫力あるファイトシーンをメインに期待するとちょっと肩透かしくらうと思います。

マーク・ウォールバーグの体つきもスーパーライト級というよりはミドル級以上ありそうだしw

これも明日発表のアカデミー賞で何部門かノミネートされていますが、兄のディッキー役を演じたクリスチャン・ベール助演男優賞で有力そうです。

エンドロールで実際のディッキーも登場しますが、本当にしゃべり方とかも似てるし、怪演とリアルの間をギリギリ保つような演技だったと思います。

ライバルは「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュあたりだろうけど、あちらは過去にもオスカーもらってる分、ベールが有利かな。

エイミー・アダムスは今までと全然違う雰囲気の役で、ラブコメでみせるような可愛らしさがなかったのが残念。

ま、そのほうが女優としては成功なんでしょうけどね(^_^;)


上映時間は1時間56分。

日本では3月26日公開予定だそーです。


いよいよ明日はアカデミー賞発表。

どんな感じになるんですかねぇ?