昨日まで一瞬、ちょっと涼しかったけど、今日からまた暑さがもどってきそうです。
ちょっとたまっている試写で観た映画の記事を再び更新。
1950年代半ばの中央テキサスの小さな田舎町。 幸せな結婚生活を送るオブライエン夫妻と、彼らの子供である3人の兄弟。 父は、信仰に厚く、男が成功するためには“力”が必要だと考えている厳格な男。 母は、自然を愛で、子供たちに対しては精一杯の愛情を注ぎこむ優しい女。 だが、3人兄弟の長男ジャックの心は、そんな両親の狭間で常に葛藤していた。 大人になって成功を手にしたジャックは、深い喪失感の中、自分の人生や生き方の根源となった、テキサスの小さな街で家族とともに過ごした少年時代に想いを馳せるのだが・・・
カンヌでパルムドールをとったことでも話題の映画。
ブラピも出てるけど、アメリカでの興行的にはサッパリ。
しかし、それも納得過ぎるくらい納得してしまう、難解さでした。
鑑賞前に「理解しようと思うのではなく、感じるような映画」とは言われていましたが、普通の人間にはまずわけがわかりません。
一応は「父と子」というテーマに基づいたストーリーっぽいものはあるのですが、脚本も書いた監督のテレンス・マリックの頭の中にある映像の断片みたいなものをつぎはぎしたような感じにしか思えませんでした。
ブラピやショーン・ペンが出てるとはいえ、登場シーンは子役たちや母親の方がずっと多いし。
完全に製作側の自己満足映画って気がしたし、鑑賞中は眠くて仕方ありませんでした。
パルムドールになったってことは批評家たちの評価は高いかもしれないけど、選んだ連中は本当に意味わかってるのか疑問に思わざるをえません。
芸術性を評価されているんだろうけど、あまりにも意味がわからなさすぎるし、エンターテインメント性もほとんどないのに。
思わせぶりばかりな映画に意味をつけて評価する風潮ありますが、これはいくらなんでも・・・って思っちゃいます。
キリスト教の世界観の中に生きる欧米の人ならまだしも、日本人でこの映画を評価する人間がいるとしたら、そいつの評価自体を今後一切否定したくなります。
だって、絶対にわからないだろうから。
ブラピが出てて、カンヌで賞をとったからってだけで観にいくと、ガッカリ感はハンパないと思うので、要注意。
しかも上映時間は2時間18分と長めです。
日本での公開は8月12日予定。
まったく期待せずに観たとしても、それを上回るハズシ方を保証します。
いっそのことそのへんを楽しむか、蒸し暑さで睡眠不足の体にお昼寝タイムをあたえてあげるつもりの覚悟でどーぞ。
オマケ
一昨日の土用の丑の日、せっかくなのでウナギを食べました。
いつも食べに行くとこがすげー並んでたから、別のお店でうな重(松)を。
みなさんはウナギ食べましたか?