マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

相変わらずブログのネタ不足。

いや、本当は個人的にすごく大きなネタがあるのですが、それはもうちょっと時間があるときにゆっくり書きたいので、また試写で観た映画の記事でお茶を濁します(^_^;)

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

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監督:フィリダ・ロイド 出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベンド、他

英国初の女性首相となり、国内のみならず世界にも影響を与えたマーガレット・サッチャー。

そんな彼女を陰ながら支え続けた夫・デニスが他界してしまった今、その栄光と挫折を振り返る。

1979年の就任以来、強気の姿勢でイギリスを導いて“鉄の女”と称されたサッチャーの誰もが知る姿と、その裏に隠された孤独な一面を繊細に描き出す。

鉄の女、サッチャーの半生を描いた伝記もの。

2008年に認知症を公表されながら、まだ存命中の彼女の現在と歩んできた道が交互に描かれていきます。

内容的には普通ですが、役者の演技が見事でした。

サッチャー役のメリル・ストリープがこの手の役はお手の物とばかりに、なりきって政治家サッチャー認知症の老婆になってしまったサッチャーを見事に演じ分けています。

ゴールデングローブ賞でも主演女優賞をゲットしたし、アカデミー賞でももちろん最有力。

夫のデニス役のジム・ブロードベンドも認知症の彼女の中に幻想として登場するシーンの存在感がよかったです。


タイトルはできれば原題の“The Iron Lady”のままでいって欲しかったかなぁ。

この邦題だとスタイリッシュさに欠ける。。


上映時間は1時間45分。

日本では3月16日公開予定だそーです。


面白いという映画ではないですが、熟練の役者の演技に注目して観る人にはいいかも。