スティーヴ・ハミルトン「解錠師」

いやぁ、強かったですねぇ。


スタート出遅れで3コーナーから大外まわって、まくりきっちゃうんだから、相当強い勝ち方だったと思います。

来年は海外挑戦かな。


で、久しぶりに海外小説の感想を。

ティーヴ・ハミルトン「解錠師」(ハヤカワ文庫 税別940円)


イメージ 1

八歳のときにある出来事から言葉を失ってしまったマイク。

だが、彼には才能があった。

絵を描くこと、そしてどんな錠でも開くことができる才能だ。

孤独な彼は錠前を友にして成長する。

やがて、高校生となったある日、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり、芸術的な腕前をもつ解錠師になり。。

このミスの海外部門の1位になっていた小説がさっそく文庫化されていたので、読んでみました。

ただ、ミステリーやクライムノベルというより一人の少年の成長譚で、みずみずしい恋愛の要素もある青春小説といった趣。

翻訳がいいのかもしれないけど、読者を引き込んでいくストーリーテリングの面白さもあって、スラスラ読めました。

楽しめました。