消費税増税について

昨日、安倍総理が来年4月からの消費税3%アップを発表しました。

もう、ため息しかでないですね。

金融緩和と財政出動でようやく景気が上向きになったと思ったとはいえ、まだまだ期待値の段階にすぎず、労働者の給与に反映されていない段階での消費税アップは愚策以外の何物でもないですね。

間違いなく景気はまた下降するだろうし、日本の経済が弱くなるでしょ。

法人税の減税ったって、それを払っている企業が3割しかないし、それで浮いた金だって、景気が冷え込めば内部留保にまわされるだけで、労働者へまわってくることは期待薄。

軽減税率の議論もなく、個人の社会保障費用の負担率の高さなどからいっても、国にこれほど搾取されてる国民って世界中見回してもかなり少数派な気がします。

それで経済全体のパイが小さくなれば、また税収自体が減るだけなのに。

安倍政権、最初は期待したけど、今回のあまりに無理やりな消費増税の決断やらTPPにも参加しそうなところやら、強欲なウォール街の代弁者たる竹中平蔵一派にかつがれちゃってるなというイメージが強くなって、ガッカリです。