石持浅海「殺し屋、やってます」

昨日、今日は外出してると冷蔵庫みたいな寒さ。

地球温暖化って何かの間違いですよね?

というわけで、ほとんど閉じこもってるので、ブログにするようなネタもあまりないですが、軽めの本で読書の書庫を更新しておきます。

石持浅海「殺し屋、やってます」(文藝春秋刊)


イメージ 1

安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。

コンサルティング会社を営む男、富澤允。
 彼には裏の仕事があった。
650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」だ。

 依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。
 引き受けた場合、原則2週間以内に実行する。
ビジネスライクに「仕事」をこなす富澤だが、
 標的が奇妙な行動が、どうにも気になる。

なぜこの女性は、深夜に公園で水筒の中身を捨てるのか?
独身のはずの男性は、なぜ紙おむつを買って帰るのか?

任務遂行に支障はないが、その謎を放ってはおけない。
 殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕です。

オール讀物」に連載されてたシリーズの連作集。

この著者の作品を読むのはたぶん3冊目くらい。

殺し屋が主人公ですが、殺しのシーンはほんのちょっとで、その依頼にまつわるミステリアスな部分を解き明かしていくのがメイン。

殺し屋ものといっても、内容も文体も軽めなので、サラサラと読めました。

続刊出るなら、また読んでみようと思います。

全然関係ないですが、著者のプロフィールみてみたら、自分と出身大学が一緒だったのが少し意外でした。

今後はちょっと気にしておこうと思います(^▽^;)