ハンナ

先週は比較的涼しかったけど、今週からまた暑い日が続きそうですね。

体力的だけならともかく、精神的にも疲れきっているせいか、逆に夜あまり眠れなくて、寝るのは1時とかなのに、5時とかに目が覚めてしまいます。

そんな状況の中でもこのところ立て続けに観にいってた試写の感想を忘れないうちに記事にしておきます。


「ハンナ」

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ハンナ(シアーシャ・ローナン)は元CIA工作員の父エリック(エリック・バナ)とフィンランドの山奥で人知れず暮らし、16歳まで外の世界を知らず、高度な格闘技術と数ヶ国語を操る諜報教育を受けてきた。

知識はすべて百科事典からのもので、普通の10代の少女らしい感情はいっさい持ち合わせていなかったが、外の世界への憧れを抱き、初めて一人で行動することを決意し、フィンランドを出て行く。

しかし、ヨーロッパへ旅立った彼女をかつて父の同僚であったCIA捜査官マリッサ(ケイト・ブランシェット)が執拗に追う。

フィンランドからスペイン、ドイツと彼女の行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いのなかで、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知らされることになる。

殺人マシーンとして育てられた少女という設定って、どっかで聞いたことありますが(笑)、本作はそういった作品の中でも一番純粋培養されたヒロイン。

何せ諜報員として教育されているはずなのに、それまで電気もない生活をしているから、外の世界に出てテレビや電気ポットにビックリする始末。

正直、こんなんじゃいくら格闘技術が卓越していても、その力を発揮できるようになるまでがタイヘンじゃないかって思っちゃいます。

一方では驚異的な身体能力でいとも簡単に人を殺していくクールな面もあって、そのあたりのギャップがちょっと面白いところになるのかなぁ。

そういう意味では外見がすごくピュアにみえる、シアーシャ・ローナンは役に合ってたかも。

ただ、彼女を追うことになるマリッサの動機付けはちょっと弱い気がしました。

大昔に自分が面子を損ねたってだけの理由でまわりを巻き込みまくって、殺しまくりって。。その方がよっぽど諜報員として失態でしょうにw

まぁ、作品全体としてはハンナが旅先で同行するある家族と触れ合うことによって、人間らしくなっていったりするロードムービーの側面もあり、アクション以外の要素もあってそこそこ楽しめたと思います。

逆に、アクションだけ観るとちょっと物足りないところもありますけどね。


上映時間は1時間51分。

日本では8月27日に公開予定だそーです。



オマケ


今日、昼ごはんで食べた「スパイシーカリーやきそば」

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辛さは適度でしたが、やきそばの麺はやわらかめ。

個人的には細くて堅い方が好みなんだよなぁ。