1911

今日はホームコースの月例に出ようかとも思ってたけど、この週末はずっと雨で断念。

午前中に打ちっぱなしで150球ほど練習したけど、午後は部屋でゴロゴロすることに決めました。

でもって、こないだ試写で観てきた映画の感想を。


「1911

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監督:チャン・リー 出演:ジャッキー・チェン、ウィンストン・チャオ、リー・ビンビン

ラストエンペラーの時代、衰退の一途を辿る清王朝を憂い、新しい国を作るために、民衆が立ち上がった。

孫文(ウィンストン・チャオ)の参謀として民衆を指揮する革命軍の黄興(ジャッキー・チェン)は、総督府に攻めこむが、事前に情報が漏れており朝廷側に勘付かれ、反乱は失敗に終わってしまう。

戦いの中で、あまりにも多くの命を失った革命軍は、次第に戦意を喪失していく。

黄興は崩壊直前の祖国と愛する人々の間で葛藤にさいなまれ…。

今年が辛亥革命100周年ということで、それを記念して製作された映画。

ジャッキー・チェンの100本目の出演作ってことでもちょっと話題かな。

革命の両輪だった孫文と黄興の2人をメインに革命の初期から中華民国成立させて宣統帝を退位させるまでを描いていました。

もちろん2時間そこそこでは革命の概要はかなりはしょらざるを得ないから、ある程度知識がないといつの間にか情勢がかわっちゃったりして、よく分からないかも。

孫文って聖人君子みたいに描かれることが多いけど、実際は共和制を成立させるためには袁世凱とかと組んだり、国家財産を抵当に外国から借款したりと手段を選ばないところもあって、そのへんは評価分かれるんですよねぇ。

日本にいたときは援助された金で遊びまくってるし、女もつくりまくりで。

もちろん革命を成し遂げるまで何度も挫折を味わいながらもやりとげた不屈の精神は素晴らしいですが。

映画としてはさすがに全体的に重い雰囲気でエンターテインメントというよりは、ちょっと今の中国政府のプロパガンダっぽい感じがあって、イマイチだったかなぁ。


上映時間は2時間4分。

日本での公開は11月5日だそーです。


先述したように、ある程度知識がある人向けだと思う。