仕事帰りに完成披露試写へ。
「ノウイング」
50年前の小学生たちが埋めたタイムカプセルから、数字が羅列されたメモを持ち帰った小学生ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)。 彼の父親で宇宙物理学の大学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)は、その数列を解析し、激しく動揺する。 その数列は、9.11の同時多発テロなど実際に起きてきた過去の惨事と、これから先の未来に起こる災難を予知するものだった。。
物語の前半はオカルト、ホラー系で、途中からホームドラマ系もまじえつつディザスター系になり、最終盤は○○○もからめた△△△(ネタバレ自粛)なノリになっていきます。
映画として考えられうる要素を強引に詰め込んだお得なパックになってますw
過去の映画でいうとアレとコレとソレとアイツとコイツを組み合わせたみたい。(※アレとかコレが何かは観てからご想像ください)
そして、いろんなテーマを無理やり詰め込んでしまったために、観終わったあとは狐につままれたような感覚になります。
会場でも
と何ともいえないような表情をしてた人が多かったなぁ(^^;
別に観ているうちは面白くないわけではないんですよ。
なんとなく引き込まれるし、災害シーンとかはそれなりに迫力あって、「オーッ」と思えるし。
それが後半になるとあまりにいろんなことを盛り込んでしまった余りに余計なお世話ながら「最後はどうやって収拾つけるんだろ?」とちょっと心配しながら観てしまいました。
エンディングまで観て、あれで結局収拾ついたといえるかどうかは、観る人によって違ってくるかと思いますが。。
確かに予想不可能な終わらせ方ではあると思うけどね。。
テーマの詰め込み方同様にかなり強引すぎ~。
テーマを一つにしろとは言わないまでも、せめてもう少し絞り込んで、まとめれなかったもかなぁ。
せっかくVFXは見ごたえあって、観ている間はそれなりに面白いのに、何か納得いかない仕上がりになっててもったいないように思えます。
上映時間は2時間2分。
日本では7月に公開予定(細かい日付は現時点では未定)だそーです。
アメリカではかなりヒットしてるみたいですが、奴らは相変わらずこういう壮大なオカルトが好きやねぇ。
だから製作されるわけなんだろうけど、こういう映画がすげー予算で作られて、それが大ヒットしてしまうアメリカって国も
って感じw
基本、ノー天気で単純な人間が多いんでしょうね。
まぁ、日本もこのところヒットするのはテレビ局がつくったドラマの延長みたいなのや莫大な宣伝費をかけた映画ばかりだから、よその国のこと言えないか..(^_^; アハハ…