バルセロナ 3-1 マンチェスター・ユナイテッド
今朝のウェンブリーのファイナルで1年間の長丁場だったヨーロッパのチャンピオンズリーグも終了。
ほぼベストコンディションのバルサ相手にまともにサッカーやろうとしたらどうなるかってのが全世界に知らしめるようなゲームだったと思います。。
ユナイテッドが厳しいプレッシングでボールを奪いにいこうとしても、細かいパス回しでかわされ、空いたスペースに入り込まれて、いいようにやられちゃうという異次元なサッカーでした。
ルーニー一人が守備や攻撃に孤軍奮闘して、前半にワンチャンスをものにして同点ゴールを決めたけど、チャンスらしいチャンスはほんとにそれくらい。
カウンターにいこうにも、押し込まれまくるからそうそうゴール前までボール運べないし。
モウリーニョがインテルやレアルマドリーでバルサ相手にやったようにドン引きからのカウンターに徹すれば、もうちょっと拮抗した結果になった可能性はあるけど、さすがにファーガソンはそこまで哲学を曲げてこなかったところは、大したもんだと思います。
クラブのプライドを感じたし、だからこそバルサのスペクタルを堪能できたと思います。
メッシやシャビにスペースを与えることになってやられちゃったけど、そこが現時点のチームとしての力の差だと受け止めることができるんじゃないでしょうか。
モウリーニョみたいなサッカーは結果がだけが全てだけど、あの手のサッカーはビッグクラブであればあるこそ結果がついてこなければ、そこでジ・エンドですからね。
とにかく今のバルサの相手にボールすらさわらせずに、相手ゴール前までいって崩しきるサッカーの凄さが際立った試合だったことは間違いないでしょうね。
長年サッカーみてますが、これほどまでに内容も結果も伴うチームってのは稀有な気がします。
現時点の主力選手はみんなカンテラ出身でクラブへのロイヤリティも高いし、よほどのことがない限りこのチームが崩壊することって想像できないなぁ。
このチームを真っ向勝負で破るようなチームって現れるんですかねぇ?
今から来年のチャンピオンズリーグも楽しみです。