風邪ひきでしたが、今朝はチャンピオンズリーグ決勝を観るために早起き。
インテル・ミラノ 2 vs 0 バイエルン・ミュンヘン
これでイタイのは断然バイエルンの方。
戦前から堅いゲームになるだろうとは思いましたが、予想通りに両チームともよく鍛えられていて、攻撃の形は作りかけるものの、ペナルティエリア内からの決定的なシーンはほとんどなし。
攻から守の切り替えも、守から攻も切り替えもほんとうにはやかったです。
相手ボールになった瞬間のプレスのかけ方、味方ボールになったときのスペースへの走りこみなど、選手全員がサボらないという戦術的なサッカーは、面白いかどうかは別として、ある意味見ごたえはありました。
あれだけのスター軍団で個々の攻撃力もある選手達がサボらないってのがすごいと思うし、一旦マイボールになったときはスペースに一気に走りこんで、少ないタッチでポンポンと相手ゴール付近までせまっていきます。
そして、35分の先制点もGKジュリオ・セーザルのロングキックをミリートがダイレクトでスナイデルに落として、そのままゴール前のスペースに走りこんだところにリターンをもらって、そのままシュートというシンプルかつ効率的な得点でした。
まぁ、前掛りになってしまえば、DFラインの裏もあいちゃうから仕方ないですよね。
結局、このまま2-0でインテルが勝利。
国内リーグ、国内カップとあわせて今年三冠。
そこにスペクタクルはなくても、「チームを勝たせる」ということについてはカペッロと双璧かもしれません。
くだんのカペッロが過去2回、レアルの監督に優勝請負人としてやってきて、きっちり2回とも優勝させてるのに、2回とも「攻撃的なサッカーじゃない」って理由でクビになってますからね。
カペッロがどんなサッカーをやるかなんて全世界のサッカーファンが知ってるのに。
モウリーニョのサッカーも基本はポゼッションよりも効率重視だから、同じようなことになる気がします。
さ、これで主要リーグの今季の主な日程は終了。
いよいよあとは南アフリカW杯にむけての代表モードになっていきます。
ファン・ボメルも要所要所できいてました。
まともにやったらチンチンにされるのは間違いないと確信させられました。
というわけで、日本の勝敗は全く期待してませんが、出場国の選手達にはじっくり調整していい選手がいいコンディションで臨めるようにしてもらいたいものです。