荒川弘「銀の匙」

今年も早いものでもう終わりですね。

昨日で仕事納めでしたが、昼過ぎには会社を出たので、映画などを観にいきつつ、のんべんだらりと帰宅。

今日は午前中、DVDを借りに行き、午後はダラダラする予定です。

正直、今年は全然いい年ではなかったし、日本にとってはもちろん、個人的にもいろいろ厳しい年でした。

ふさぎこんで、外に出ることも少なくなったため、ブログのネタもググッと減ってしまいましたが、最近ちょっと面白いなと思った漫画がありました。

荒川弘銀の匙」①②以下続刊


イメージ 1

札幌から十勝の農業高校へ進学した主人公がそこでの様々な日常を体験していく、さほど変哲のないストーリー。

ギャグもところどころあって、そこそこ笑えるし、主人公の体験を通じて読み手が農業高校の実態を理解できるようになっているのが興味深いです。

単に「へ~そうだったのか」と思うだけではなく「理解」させてくれます。

一生懸命育てた家畜を殺して食べなければいけなかったり、第一次産業として生活していくためには時にはドライにならなければいけないこと。

主人公はそれを悩みながら、それが当たり前だった同級生や先輩たちとの交流を通じて、次第に克服していくことにより、「食べる」ということから「生きる」ということまでテーマが広がっていくのが素晴らしい。

中身をみるにつけ、タイトルのつけ方がいかに秀逸だったかがわかります。

少年サンデーに連載されてるけど、むしろ青年誌向けだろうし、大人が読んでも十分なクオリティ。

今のところ2巻まででてますが、今後どうなるのか楽しみ。


全然関係ないけど、そういえば、今日は競輪グランプリもありますね。

4分戦だし、実力的にどのラインからもこれそうなメンツがそろって、なかなか面白そう。

一応予想はまだまだ無限の可能性を秘める④深谷を要する中部ラインから、深谷と⑦浅井との折り返しにしておきます。

車単で④-⑦、⑦-④の2点。


妹夫婦が年末年始をグァムで過ごすため、かわりに明日から自分が帰省。

ラッシュのときに帰るのって何年ぶりかなぁ。

それでは、みなさんよいお年を~。