惜しかったなぁ

昨日の夜はフジ系列でオルフェーヴルの出走する凱旋門賞の生中継があったので、観戦。

ご存知の通り結果は2着。

直線で一気に抜け出してきたときは楽勝かと思いきや、ラスト10メートルでソレミアにかわされちゃいました。

抜け出してから、内に寄れまくったり、ソラ気味だったりと、クセの強い馬の弱点が大一番で出てしまった感じでしたね。

牝馬ながらあそこから差し返してくるソレミアとジョッキーのペリエも見事というか、あれが欧州の馬の底力なんでしょうか。

たぶんオルフェーヴルがもうワンテンポ仕掛けを待てていれば、3着以下の馬との着差を考えると、なんてことなく勝てたとも思うのですが、こういう議論ばかりは結果論ですからね。

一番人気も背負ってて、脚を余らせて負けるようなことだけはできないし。

今年はデインドリームスノーフェアリーといった有力馬が軒並み回避して大チャンスだっただけに、惜しまれまれますけどね。

エルコンドルパサーのときも最後の最後でモンジューに差しきられちゃったし、本当にあと数メートルが長いです。

でも、レース後の池江調教師のコメントはいさぎよくて素晴らしいと思いました。

あの心意気なら近い将来に日本の競馬サークルからこのレースに勝つ馬も出てくるんじゃないでしょうか。

今の日本のトップクラスの競走馬の実力なら、これからもこの舞台であっても遜色ないレースになると思うし、ここまできたら勝つときは結構スンナリいっちゃうような気もするんだけどなぁ。