東野圭吾「新参者」

こんにちわ。

先日、長澤まさみたんと付き合っている設定の夢をみたあややっくすです。

部屋に入って、チューをしながら服の上からおっきな胸をモミモミして。。

残念ながらそっからさきはなかったけど、至福のひと時でした(*^.^*)エヘッ


・・・疲れてるんだろうか。。il|li ▄█▀█●)) il|li


シルバーウィークは23日が仕事だけど、あとはお休み。

今日の午前中はいつもどおりゴルフスクールでした。

かなりスイングもよくなってきて、先生からもクラブ競技に出場しても大丈夫とのお墨付きをもらったので、連休中のどっかでホームコースでラウンド行けたらいいなって思ってます。

あとは積んでる本読んだり、CSでサッカー観ながらのんびりするつもり。


というわけで、久しぶりに読書の書庫も更新。


東野圭吾「新参者」(講談社刊 税込み1680円)


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日本橋。

江戸の匂いも残るこの町の一角でひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体が発見される。

「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。

日本橋署に着任したばかりの刑事・加賀恭一郎が、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。

昨日、発売されたばかりの東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ新刊。

発売当日に購入して、昨日の夜と今日の早朝で読了しました。

この前に買ったトム・ロブ・スミスの「グラーグ57」(「チャイルド44」の続編)を読んでる途中でしたが、翻訳ものだし、相変わらず内容が濃くてなかなかすすまないため、ちょいと息抜きがてらにサクサクッとね(^_^;)

被害者に関係する人々への綿密な捜査をしながら、日本橋署に赴任したばかりの加賀恭一郎が殺人事件の真相に迫っていきます。

小説現代」で2004年から今年にかけて5年にわたって不定期で連載されてたものの単行本化だから、連作集といってもいいかも。

真相に近づいていく過程で事件の周辺にいる街の人々(主に昔ながらの商店)の身近なちょっとした謎も明らかになっていくというオムニバス的なつくりで、それらの謎を一つずつといて、全てが明らかになったとき、事件も解決するという趣向になってました。

アッと驚くような仕掛けや大ドンデン返しはないし、殺人事件の真相自体は割りとあっけなかったりもしますが、その周囲にある小さな謎ときの一つ一つに古くからの江戸っ子の人情を感じることができて、結構ハートウォーミングな感じ。

全体的にけれんみのないど真ん中直球勝負で、すごく丁寧な謎解きものだと思います。

それぞれのエピソードに登場する謎がちょっとずつつながっていて、それを解決していくうちに真相に近づいていく手法も違和感がないし、どのエピソードにも細やかな人間関係の機微みたいなのを織り込んでいるあたりは作者のさすがのうまさ。

ビックリ仰天するのではなく、静かに納得できる読後感がありました。

このシリーズ、だんだん人情物になってる気がするなぁ。

加賀はそのうち「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事みたいになっていっちゃうんだろうか。。(^_