ビビッた~

三連休中日。

最初は帰省する予定だったので、昨日のゴルフ以外は特に予定なし。

「ブログのネタは何にしよかなぁ~」などとテレビを観ながら、呑気に考えていた。

すると、突然グラグラッっと激しい揺れがきて、「おっ地震か!」と思って身構えた。

通常の小さい地震であれば、これでオシマイだが、今回はちょっと違う。

揺れがますますひどくなる。

っつーか、経験したことねぇよ、こんな揺れ。

観ていたテレビはラックから転がり落ちるわ、隣の部屋の本棚は倒れるわで、さすがに

「これはヤバイ」と思って、枕で頭をかばいながら、ガスの元栓をしめ、免許証と財布と花粉症の薬をもって駐車場へ避難。

同じ建物に住んでる人も続々と外へ出てきて口々に「怖かったねぇ」と言っている。

お皿やグラスが割れて、台所はガチャガチャのとこも多いみたいだった。

こんなときって、普段は挨拶くらいしかしない人とでも、うちとけて話せるから不思議だ。

しかし、携帯は通じないし、どうやって情報を得たらいいのかと思ってると、おばあさんがラジオを持ってきてた。

ナイスおばあさん。

やっぱこんなときはラジオですよ。

今から思えば、車に乗って、聞けばよかったんだろうけど、気が動転して智恵がまわらんかった。

私の住んでる福岡市早良区震度5強

部屋は4階で鉄筋とはいえ、築20年以上の建物だったから、あれだけ揺れたのも納得の地震だ。

近くの家は瓦ぶっとんでるとこも何軒かあったし。

大きな揺れこそないが、余震はちょくちょくあって、なかなか部屋に戻ることができなかった。

貯水タンクにヒビが入って、しばらく断水状態だったし・・・さすが古いビル。

スーパーはどこも棚がやられてお休み。

そのため、コンビニのお弁当コーナーは全て売り切れ状態。

会社に行こうにも、地下鉄がストップしてるし、都市高速も通行止めで下道は大渋滞してて断念。

うちの電話からならつながるので、一応様子を確認してみると、どうやら大きな被害はないらしくてホッとする。

実家にも電話したら、やはり心配してたらしい。

久々に何か借りようと思ってレンタルビデオ屋にも出かけてみるが、棚が壊滅でどこもお休み。

まぁ、今となっては、どんなホラー映画借りるよりも怖い経験してしまってるわけだが。

今のところ死者がいないようで幸いだが、こうしてパソコンの前にいる間も何分かおきに余震がくる。

余震とはいえ、「またアレ(大きな揺れ)がくるんじゃないか」と思うと、いちいちピクピクと体が反応してしまう。

阪神大震災中越地震の被災者の方々はもっと怖かったんでしょうね。

ありきたりですが、自然の脅威の前では人間は逃げることしかできないってのが、よく分かりました。

こんなことなら、実家に帰省しときゃよかった・・・。